文京根津 山田紙袋封筒店

下町の封筒屋さんのお知らせや周辺紹介しています。

ぽち袋

朝晩寒いですが、まだ暖房を入れるには早い気がして我慢をしています (ー ー;)
しかし、工場では機械が動き始めると結構暖かいので、もう少しの間は暖房を入れないでもがんばれそうです (^。^)


突然ですが、皆さんは「ぽち袋」というとどのくらいの大きさのものを言うかご存知でしょうか?

一番最初に思いつくのは、お年玉袋によくあるサイズ(幅が6cmくらいの)でしょうか?

それより小さいものをよく「プチぽち袋」とか「豆ぽち袋」という名前で売っているのを見かけます。

実は、ぽち袋の大きさに決まりはないそうで、定型サイズより小さいものは「ぽち袋」になるようです。

なので、下の写真の封筒は全てぽち袋になります (^ ^)
この写真の中で一番大きいのが幅8cm(右上の封筒)で、小さいもので幅4.5cm(左上)です。


そもそも「ぽち袋」という言葉は関西の方の言葉だそうで、「少し」とか「小さい」という意味だそうです。
芸妓さんたちに渡す祝儀を入れたため「ほんの僅かな金額ですが」という意味でぽち袋と呼ばれたそうです。

・・・てっきり小さいという意味の「プチ」からきているのかと思いましたが、どうやら違うようです ^_^;


日本では、「心ばかり」、「ほんの気持ち」などと表書きをし、ぽち袋に入れて旅館の仲居さんなどににお渡しすることがありますが、海外では、チップを封筒に入れて渡すというのは見たことがありません。
チップを袋に入れて渡していいのかどうかは分かりませんが、日本のこのような心遣いの文化は素敵だなと思います (^ ^)


山田封筒の店頭にも色々なサイズのぽち袋を置いています。
ぜひ見にいらしてください (^o^)